診断の結果は
最初に行った病院と同じような格好をしてまずは触診。そして次は肛門広げるような機械を入れ、まずは目視でチェック。そして次は内視鏡のようなもので内部をチェック。その画面がモニターに写し出され、患者も見ることができます。
最初に行った病院はそのようなモニターで見るようなことはありませんでしたが、さすがに肛門科が有名な病院はこのような機械は完備されているのでしょうか。
そしてモニターを見ながら先生が色々解説してくれました。
「まず奥に見える膨らんでいるイボのようなもが肛門ポリープ、
そしてその下に裂傷があり、そこから肛門出口にかけて見張りイボがありますね。これは典型的な慢性裂肛ですね」
肛門ポリープ+裂傷+見張りイボの3点セットで、慢性化した裂肛だそうです。これは薬だけで治すのは難しいと言われました。
まあ予想通りの結果で手術をするために来ているので、さっそく手術の説明を聞きました。
手術は2種類あり、
・振分け結紮(けっさつ)術
日帰り手術で局所麻酔で実施。イボやポリープなどを糸で縛って壊死させ、傷を治りやすくする。
・SSG方(皮膚弁移動術)
1週間の入院で、全身麻酔で実施。傷を横ではなく縦に縫い、肛門の外に近い皮膚を切って、縫った傷の周りの緊張をやわらげる。
私の場合は、肛門に指が入りにくい程せまいわけではなかったので、まずは振分け結紮術で様子を見てはどうだろうと勧められましたので、その手術をすることに決断しました。